簡単なメンテナンスで、オムニコートをいつまでも美しく。
オムニコートは、使用後のブラッシングだけでコンディションの保持が図れます。また目砂はオムニ芝にホールドされ、風で飛散したり雨で流されることが少ないのも特長のひとつです。コートラインも同じ材質・工法ですから、イレギュラーバウンドの少ない、鮮やかなラインの維持が容易です。
メンテナンスの重要ポイントは、砂を均一に保つこと。
オムニコートを安全かつ快適に使うためには、使用前後にメンテナンスをするのが理想的。何よりも重要なことは、砂を均一な状態に保つこと。砂の量によってボールバウンドが変わったり、砂が少ない場所では芝が摩耗しやすくなります。プレーヤーの安全ためにも、コートの寿命を延ばすためにも、砂の量を一定に保つことが重要です。
良い例 砂の量は、芝の先が見えるぐらい。コート全体が均一に白っぽくなっています。
悪い例 芝先が見えないほど砂がたまり、真っ白になっている部分があります。
砂を集めて、撒いて、均す・・・簡単にできるオムニコート整備法。
道具 [TOOLS]
>オムニコートの整備は、「コートブラシでならす」作業が一般的ですが、砂が偏ってしまった状態から、いきなりコートブラシをかけても均一にするのは困難です。レーキや「てみ」で砂を集めると効率よく作業できます。
アルミ製レーキ
砂を集めるもの。木製より、薄い金属製のものが砂を集めやすい。プラスチック製てみ
集めた砂をすくって、砂の少ないところに撒くためのもの。コートブラシ
砂をコート全体に均一にならすために使います。専門会社による、独自のメンテナンス体制。
オムニコート整備法
オムニコートをグッドコンディションのもとで永くお使いいただくために、メンテナンスの専門会社によるアフターケアを実施。きめ細かいサービスを展開しています。また、自主点検を通じて日常整備の指導やコンディション維持のご相談にも応じています。
砂を集める
芝が見えないほど砂がたまっている部分にレーキをかけ、1か所に砂を集めます。砂を撒く
集めた砂を「てみ」ですくい、砂が減っているところに撒きます。ならす
コート全体の砂の偏りがなくなったところで、コートブラシを渦巻き状にかけ、全体を均一にならします。機械を使ったメンテナンス
上記の日常整備のほかに、定期的にトラクターを使用したメンテナンスを行うと、より効果的です。裏返した人工芝に重りを載せてトラクターで引くことで、コート全体を整えます。
STEP1
STEP2
STEP3